個人事業主に向いている人/いない人

個人事業主に向いている人/いない人

個人事業主に向いている人/いない人

個人事業主がサラリーマンと大きく異るところは、なんといってもビジネスに関する全てのことが自分の責任になるということでしょう。会社に勤めていれば、組織の中で役割分担が行われて、自分の責任になるのはその分担された範囲に限られますが、個人事業主の場合はそうはいきません。したがって、幅広い気配りや配慮と知識が個人事業主には求められます。

 

例えば、料理と接客が得意な人が飲食店を始めることを考えると、その得意分野を存分に発揮すれば事業はうまく行くように思えます。しかし、実際には、仕入元との交渉や会計などの事務作業、宣伝や資料作成、店内の清掃など、やらなくてはいけないことがたくさんあり、開業前には思ってもいなかったタスクが自分に降り掛かってくることも珍しくありません。

 

このように考えると、個人事業主に向いている人というのは、得意分野以外の仕事についても苦手意識を持たずに取り組むことができ、むしろそれを楽しめるくらいの精神的な余裕を持った人なのかもしれません。どうしても自分ではできない業務については専門家に委託することで解決できますが、それでも丸投げは好ましくないので、あるていど知識や見識も必要です。

 

また、基本的には個人でビジネスを展開していくことになるので、あらゆる判断はもちろん、それに至るアイデアなども自分で考えていかねばならず、そのための情報収集はあらゆるところにアンテナを張って実現したいところです。どうしても1人の考えでは偏ったものになりがちなので、異業種交流会や顧客の輪の中に飛び込んでいって積極的に人脈を広げるなどするアクティブな面もあったほうがいいでしょう。そして、残念ながらこれらの要素を持っていない人は個人事業主には向いていないのかもしれませんね。