社会的信用を得るのが難しい

社会的信用を得るのが難しい

個人事業主の悩みその5/個人事業主=社会的信用が低いとみられる

個人事業主と会社とで何が違うかというと社会的信用があります。会社が得る社会的信用は金融機関からお金の融資を受けやすいために借金がしやすくなるということがあり、会社や役所での受発注を受けやすくなるということがあります。個人事業主ではこの2つの利点を得ることが相当難しいです。従業員を採用する際であっても、個人事業主に比べると会社のほうが安心するということもあります。

 

なぜ会社であれば信用を得やすいのかというと法人としての権利だけでなく、義務を負うことになるからです。会社を設立するためには登記をしないといけないことからわかることです。どういう会社かというのが法務局の登記簿に記載されており、誰でも見ることができます。

 

会社であれば個人事業主と違って自由に会社経営をすることができなくて、会社法の制限の中で会社経営をする必要があります。会社であれば法人税を支払う必要がありますが、特に法人住民税に関しては会社が赤字であっても毎月支払わなければいけません。会社で勤めている従業員の社会保険に関しては従業員と会社が折半して支払わなければいけません。

 

その一方で、個人事業主は税務署に届けを出すだけでよく登記のように公に存在が示されることが無く、簡単に事業を開業したり廃業したりすることができます。そのため、いざ取引しようとなるとリスクが大きいという問題があります。

 

個人事業主であればいくら一生懸命働いていたとしても、社会的信用を得ることが難しいという風に思っている人が多いです。ある程度所得が増えてくれば会社組織にしたほうが税金面でも社会的信用を得るためにも何かと都合がいいです。所得が増えてきたときに会社組織にするかどうかを考えていけばいいのではないでしょうか。