安定するまでが大変

安定するまでが大変

個人事業主の悩みその4/リスクが高く生活が安定しづらい

サラリーマンをやめて個人事業主になりますと年収が下がるという人が多くなるでしょう。なぜなら、サラリーマンの頃は収入面のみならず社会保険や福利厚生に関しても安定していたわけですが、個人事業主になると自分で営業を行わないと収入が得られませんし、社会保険に関してもサービスが下がっていくからです。

 

個人事業主になると雇用保険から外れることになります。雇用保険の代表的なものと言えば失業保険があるわけですが、個人事業主は雇われていないわけですから失業保険がもらえるわけではありません。例え廃業したとしても何らかの補償がもらえるわけではありません。

 

社会保険に関してもサラリーマンであれば会社と本人が折半して支払うことになっており、個人事業主に比べると大変に優遇されることになります。個人事業主の場合は社会保険料の負担が増えるにもかかわらず、給付が減ってしまいます。さらに、個人事業主は原則労災保険にも入ることができませんので、もし仕事中に大けがをしたり、仕事が原因となる病気に関する補償が無いです。

 

以上見てきたように、個人事業主はサラリーマンに比べるとリスクが大きいことが言えます。事業が安定しないとすぐに仕事を失ってしまい、失敗した時のセーフティネットが無いので、もしかすると生活保護を受けるというような状態まで落ちる可能性があります。安定志向の人であれば、個人事業主になることは高いリスクを背負わないといけないですから、それだけでもやめておいたほうがいいでしょう。

 

個人事業主になるのであれば、開業して最初の頃に仕事を安定的に獲得していかないとすぐに廃業に追い込まれますので、サラリーマン時代にある程度の蓄えを持っておいたほうがいいです。