過大な設備投資

過大な設備投資

バランスが大切、設備への先行投資もほどほどに

設備投資は会社のスムーズな運営には、必要不可欠な段取りですが、過剰な設備投資は会社の経営に悪影響を与えます。
生産性を上げ利益を増やすのに十分な設備投資は欠かせませんが、過度な設備投資は、後々悪影響を及ぼすことにもなります。

 

設備投資する前には、その設備が本当に必要なのか、無理のない設備投資予算を組み、何年で設備投資資金を回収することができるのか、どれくらいの利益を生み出すことができるのかも考えましょう。

 

計画性がない設備投資は事故の元になり、大変危険です。
機械設備が必要な会社なら、定期的な安全分析が欠かせません。

 

特に日本では設備投資こそが生産利益を上げると考え、過剰な設備投資をします。
たとえば、ある大手電器メーカーは、将来、売れ行きが悪くなるテレビの生産ラインを増やしたために、経営が悪化しました。

 

新しい設備投資をする上で、製品の質は向上し、量も増えましたが、反面、価格がアップし、所得は低いままなのに消費税や生産費が増えるばかりです。

 

過大な設備投資は、これらの悪循環を加速させます。
また、過度の設備投資をしたばかりに会社が倒産してしまったという事実もあります。

 

これは典型的な最悪の例です。
新しい設備投資により、融資額の利息が増え、資金繰りが厳しくなり、ついには倒産してしまったというものです。

 

たとえ、設備投資して生産が上がったとしても、上がらなかった場合でも設備投資は、必ず会社の資金繰りが厳しくなるので、返済の計画性が大事です。

 

過度な設備投資が、債権返済不能となり窮地に追い込まれた中小企業は後を絶ちません。
中でも家族経営の場合、特に過度な設備投資は控えるほうがいいです。